海釣りを始めようか迷っている方へ
みなさんはこんな言葉をご存じでしょうか?
『1日幸せになりたければ、酒を飲みなさい。 3日幸せになりたければ、結婚をしなさい。 一生幸せになりたければ、釣りを覚えなさい。』
これは中国で生まれた格言で、簡単に言ってしまうと釣りは一生楽しめるものであるという意味です。このような言葉があるように、釣りというものは一言で趣味と言っても奥が深いものです。
何より釣りには他の趣味とは違う最大のメリット食べられるというリターンがあるということです。
どんな趣味でも凝ってしまえば大金が付き物ですが、釣りはそれでも魚として返ってくるのが魅力です
休暇ではファミリーでも楽しめるうえ、時には思いがけない高級魚まで釣れ家族に喜んでもらえます。
迷っているあなたも、これを機に釣りを始めてみては如何でしょうか?
準備するものについて
さて、これから釣りを始めようと思っている方も居ることでしょう。
ですが、最初のうちは何から準備すれば言いの分からない!という方や色んな種類があって何どれを選べばいいか分からないという人の為に、最初に用意するべきものをまとめましたので参考にしていただけると幸いです。
ロッド
まず何と言っても必須なのはロッドと言われる釣り竿です
最初から高いものを買うことはあまりオススメしません、最初のうちは傷を付けてしまったり破損させるリスクが大きいからです。
ある程度釣りやロッドの扱いに慣れてから揃えることをおススメします。
ロッドには○○ロッドと呼ばれる魚種によってのロッドがたくさん出てくるかと思いますが
一旦それは気にしない方がいいです、こだわりがある方は使い分ける人もいますが
その魚種に特化した設計になっていても違うものを使ったから釣れないということもありません
色んな魚種に対応することでブランド化していくという釣り具メーカーによる戦略の1つでもありますので、初心者のうちは気にすることはありません
しかし、どんな釣りがしたいか、何を釣りたいかによって何を選ぶかは変わってきます。
ロッドについての詳しい詳細は以下のページへ
リール
こちらも釣りをするうえで欠かせない必須の釣り具です、食事をするのに茶碗と箸が必要なのと同じでこの2点がないと釣りが始まりません。
リールは2種類存在します、スピニングリールとベイトリールです一般的にリールと言われてイメージされるのはスピニングリールでしょう。
スピニングリール
ベイトリール
海釣りをする場合、漁港などの陸から釣ることをショア、船で沖に出て釣ることをオフショアと言います。
どちらも両方で使用されますが一般的に
ショアではスピニングリール
オフショアではベイトリールが使用されます
自分がどちらで釣りを始めるかで選びましょう。
また、好みはありますが基本的には右利きの人が左巻き、左利きの人が右巻きを使用することがほとんどです。
リールについての詳しい詳細は以下のページへ
ライン、リーダー
ラインとは釣り糸のことを指します、あらかじめラインが巻かれた状態で売っているリールもありますがラインには3種類の種類がありますので用途によって交換するのが良いでしょう。
リーダーはメインのラインの先に付ける別のラインの事です、ラインによって特性があるのでリーダーを付けるのは一般的です。
それぞれ、号数またはポンドというものがあり、狙う魚によって使用する太さが変わります
ナイロンライン
もともとリールに巻かれているラインはナイロンラインが一般的です
トラブルが少なく、初心者にも扱いやすい、値段が安価である反面、伸縮性のあるラインの為、アタリが分かりにくく劣化が早いというデメリットがあります。
フロロカーボンライン
一般的にはリーダーで使用されることが多いです、メインラインとして使用する場合は専用のものそ使用しましょう。
他のラインに比べて、岩などに擦れた時の耐性が強くアタリが取りやすい反面、引っ張る力に弱くルアーを投げた時などの瞬間的な力が加わった時は、切れてルアーごと飛んで行ってしまうことがあります。
PEライン
高密度のポリエチレン繊維を撚って作られるラインで、簡単に言うと布の様な素材で4本撚りと8本撚りがあります、フロロカーボンとは逆に引っ張る力に強く飛距離も出やすい反面、岩などに擦れた時はすぐに切れてしまいまい、水に沈みにくいというデメリットを持っています。
仕掛け、エサ、ルアー
上記の3点のがそろえば後は仕掛けとエサやルアーがあれば釣りを始められます
仕掛け
仕掛けは基本的に難しいことはなく釣具屋に行けば狙い魚種によっての仕掛けが売られていますので、そちらを購入しましょう。
エサ
エサは虫エサと呼ばれる青イソメが1番使用されていますが、他にもエビや魚の切り身も使用されます
サビキ釣りではエサで釣るとは少し違いますがオキアミを専用のカゴに入れて水中でバラまくことでサビキと呼ばれる疑似餌を間違えて捕食することを狙って魚が釣れます。
ルアー
ルアーにはさまざまな種類があり、狙う魚によっても使い分けます
ジグヘッドと呼ばれる錘のついた針にワームと呼ばれる疑似餌を付ける方法や
魚の形を模したジグと呼ばれるものやプラグやバイブなど多種多様です。
まずはジグやワームなどから始めると良いでしょう、またルアーによっては針が付いていない事がありますので購入の際は注意が必要です。
その他用意しておきたいもの
前述した釣り具で釣りは始められますが、その他にも用意しておくとよいものはたくさんあります。
全部とは行かなくとも、必要に応じて準備しておきましょう。
ハサミ
ラインを切るために使用します、必須に近いですがPEラインを切る際は専用の物を使用しましょう。
サルカン、スナップ
サルカンやスナップは仕掛けやルアーの取り換えを便利にするものです、毎回ラインを結ぶ必要がなく、ワンタッチで取り換えが可能になります。
サルカン
スナップ
ソリッドリング、スプリットリング
こちらは主にジグで使用されますサルカンやスナップより強度が高い為、曲げられることがなくなります。
リーダーの先にソリッドリングを付け、そのリングとジグをスプリットリングで繋ぐのが一般的です。
ソリッドリング
スプリットリング
また、スプリットリングの使用には専用のプライヤーが必要です、前述したPEラインカッターの機能を持ったものも販売されていますので、そちらを購入するのがいいでしょう。
ライフジャケット
ショアでのライフジャケットの着用はまだまだ浸透には至っていませんが、大切な命を守るためにも用意しましょう、また船で行うオフショアでの釣りでは必須です、まず乗せてもらえません、その際には桜マークと呼ばれるものが付いていないと乗せてもらえないことがありますので、桜マーク付きのライフジャケットを購入することをオススメします。
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タックルボックス
仕掛けやジグ、ルアーやハサミなどの工具を入れるために使用し、椅子代わりにもなります。
いろいろな種類がありますが、しょっちゅう買い替えるものではない為、後付けでロッドスタンドを付けれるものを購入すると良いでしょう。
ロッドスタンド
バッカン、クーラーボックス
釣った魚を入れたり持ち帰る為にもバッカンやクーラーボックスは必要です。バッカンとはバケツと考えてもらって構いませんが水を汲む為のロープが付いていたり、魚が跳ねて逃げないようにチャックが付いていたりと多機能です。魚を生かして置いて生餌にしないのであれば必須ではないでしょう。
バッカン
クーラーボックス
ライト、照明器具
夜間に釣りをするのであれば手元や足元を照らすライトは必須でしょう、ここで注意したいのがライトで海面を照らすのはマナー違反とする声が多いため避けましょう、あくまでも仕掛けやルアーを付ける際の手元を照らす程度が望ましいです。両手が空くので置き型やヘッドライトタイプが良いでしょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?小物も入れると意外と揃えるものがありますが、一通り揃えてしまえば大切に使用することで追加の投資も抑えることが出来ます。エサやルアーなどの消耗品のみを買い足して行くだけで十分楽しむことが出来るでしょう。自然相手の遊びですので波や雷などに十分に注意して安全に釣りを楽しんでください。
今回は初心者向けという趣旨の記事ですので、色々と説明を省いた点がありますが、より詳しく説明した記事も書いていきますので今後もご愛読いただけると幸いです。
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