競馬の予想とSNSの普及
毎週末、多くのファンが熱中する公営のギャンブル『競馬』だが
SNSやインターネットの普及により、他人の予想が容易に手に入る時代でもある
競馬場でも、競馬新聞に印を付ける昔ながらのスタイルの人はまだまだ存在するが
アプリ等からデータを駆使して予想する人も数多く見受けられる。
そんな中でも、SNSを中心とした自称予想家による予想に脳死で丸乗りしてしまう層が一定数存在する。この記事に辿り着いた方の中にも予想家の予想に乗ってみようか悩んでいる方も居るのではないだろうか?
昨今では記事を有料で販売するサービスの普及により予想を有料で販売する予想家が数多くSNSで活動しています
先に結論だけ申し上げますがSNSの自称予想家達は普通に詐欺師です
誤解がないように言っておきますが、他人の予想に丸乗りする人は昔から存在しますし、他人の予想に丸乗りしたり予想を買うことは悪い事ではないです
更に言えば競馬の予想を売ることも悪いことではないでしょう、競馬の予想に時間を割きたくない人や予想が難しい人が予想をしている人の予想を購入することは利害が一致しており需要と供給が成り立っています。
本気で予想をする場合、予想のファクターは数多くあり、その労力は測りしれません
その為、そこまで労力を割いた予想であればお金をもらいたいという気持ちは理解出来なくもないし悪い事とは思いません。
しかし、SNSで予想を販売している多くの自称予想家による馬券の捏造や悪質にも思える的中報告などの悪事も暴かれています。
今回この記事ではその疑惑の数々や実際に捏造が暴かれた実態をまとめてある。
本記事は競馬の楽しみを覚えたばかりの初心者や競馬の予想に悩み予想家に乗ろうか迷っている方への注意喚起として発信することで予想家に丸乗りすることを踏みとどまって頂けると幸いです。
SNS活動する予想家の丸乗りすれば最終的に勝てるのか?
恐らく、予想家の予想に脳死で丸乗りしている人やこれから予想家に乗ってみようかと考えている人はこんな風に考えるだろう
これに関してはイエスかノーで言えばNOと断言したいところだが全部が全部とは言い切れない、なので9割はNOと言っておきたい。
その理由については、本当に予想が上手く回収率が100%を超える人もちゃんと居るからである
そもそも、競馬の回収率100%越えというのは競馬の人口の2%と言われている。
SNSで活動する自称予想家の全員がこの2%に入る訳がないのは想像に難くない。
ほとんどの予想家は回収率が100%以下の【凡人】つまりトータルで負けるという点において、あなた達と何も変わらない訳です、仮にあなたの回収率が40%だとした場合、予想家の回収率が70%だったとすると、ものすごく予想が上手い凄い人だと錯覚するわけです、上記の場合あなたよりは回収できるのは間違い有りませんが、その沼にハマり脳死で予想に乗り続けると最終的に負けるという事です。
自称競馬予想家による煽り戦略
実際にXで競馬の予想を土日に検索するだけで、かなりの数の予想家が検索結果に表示されますし、競馬界隈のユーザーをフォローしていればタイムラインでもかなり表示されます。
そんな予想家達には共通点があります、それが予想の購入を促す【煽り】です
基本的に予想家達は全レースの予想を発信しています
その中でもレースに予想の信頼度や推奨度としてランク付けを行い、自信のあるレースは【SS】や【激熱】【緊急】などと称して、記事の購入部数に上限を設けて『乗り遅れるな』などと購入を煽っていることがほとんどです。
もちろん、ちゃんと的中すれば信者の的中報告を大量にリポストして大騒ぎですが外れた時はダンマリを決め込み何もなかったかのように振舞うものまで居ます
そもそも、全レースを予想しているというのが異常なのは言うまでもありません。
競馬が上手く勝っている人の特徴として上手い人は勝負するレースをしっかり決めています
勝負するレースを絞り、そのレースをしっかりと予想することにリソースを割いています。
前述したとおり、それだけ本気で予想するという事は労力の要る作業ですし、そこまでしても上手い人でも予想は外れますし1日の予想を全部外すことも普通にあります、1日にポンポンと馬券が当たる人は居ません、全レース予想しているということはそれだけ予想の精度が落ちるわけです。
そんな精度の低い予想を購入するように囃し立て、自分達の収入にしているのです。そんなに予想が上手なのであれば有料で予想を売らなくても自分の馬券だけで生活が出来るはずですし、『少しでもみんなの役に立てれば』というような善意があるように見せている者も居ますがそれなら無料で発信するべきです。
有料予想を買うことはお金を捨てるのにお金を払っているのと一緒です
間違っても自称予想家達の予想に乗って有料予想を買ってはいけません。
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